とある休日、錦糸町のウインズへ出向いたところ、珍しく競馬で勝ちました。
そんな大金ではありませんが、うれしい臨時収入です。錦糸町駅前には昼から飲めるお店がたくさんあります。
焼き鳥屋で祝杯をあげ、ほろ酔い状態で街をフラフラ。
次はどの店に行こうかな、キャバクラにでも行くか、それとも抜きありのお店か……てなことを考えながら賑やかな繁華街を歩くのって楽しいですよね。
悪質な客引きもいるかもしれませんが、それもまた一興。「お兄さん!おっぱいいかがですか!?」などと声を掛けてくる客引きを適当に相手をしながら歩き回ります。
そうこうしていると、次のお店を決める前に繁華街を抜けて、雑居ビルとマンションばかりの住宅街に出てしまいました。
おっと戻らなきゃと思いましたが、そこでピンクのネオンを見かけたのです。ピンサロでした。
錦糸町と言えば、都内屈指のピンサロ激戦区です。錦糸町駅南口周辺には何軒ものピンサロ店が固まっていますが、こうしてちょっと離れたところにポツンと1軒だけあるのは珍しい。
お酒って怖いですね。「こんな場所で営業を続けられるのは、きっと隠れた名店だからに違いない!」と、勢いで入店しちゃいました。
ピンサロ激戦区でも外れの店は存在する!
雑居ビルの2階にピンサロ店はありました。ところが、営業時間内なのに入店しても誰も出迎えに来ません。
帰ろうかなと思ったところで、「あれ、お客さんですか~?」と奥から小太りの男性がやってきました。
「やっていますか?」と声をかけると、「ええ、まあ」。「まあ」って何だよと思っていると、「フリーなら6,000円ですね」と、いきなり手を差し出してきます。
「写真はないんですか?」と聞くと、「ああ、見ます?」と面倒臭そう。
今思えば、ここで「じゃいいです」と帰っちゃえば良かったんです。しかし、小太り男がすぐに写真を持ってきたので、思わず見てしまいました。
写真は3枚ありましたが、2人が接客中で、すぐに相手してくれるのは1人だけとのこと。
やる気がないピンサロの割には写真の女の子はなかなかかわいいです。
「じゃ、その人で」「Iさんですね。指名料1,000円なので、合計7,000円になります」おい、これで指名料をとるのかよ!そもそも本当に中に2人も客がいるのかよ!
そう思ったのですが、一度「よし、ピンサロで抜くぞ!」と考えたからか、その時の私はたまらなく抜きたくなっていました。
それに、7,000円でも写真の子が相手してくれるのなら、良心的と言えなくもありません。7,000円を払い、中のブースへ通されます。……それから20分ほども待たされました。
やっぱり帰ろうかなと思い始めた頃に、ようやくピンサロ嬢がやってきたのですが……誰ですか、あなた?というぐらい写真とは別人でした。
一致しているのは髪型ぐらい、はっきり言ってデブスでした。
デブスは適当に挨拶すると、キスをすることもおっぱいを触らせることもなく、雑にチンポをおしぼりで拭き、消毒アルコールをぶっかけ、いきなり手コキ開始。
「痛いんだけど」と言うと、しゃーねーなと言わんばかりの態度でフェラ開始。なおゴムフェラでした。
「何でこんな目に遭ってしまったのか」と後悔しましたが、7,000円も時間ももう戻ってきません。
しょうがないので目を閉じ、好きなAV女優を思い浮かべることで必死にチンポを立たせ、どうにかゴム内発射。
空しい射精でした。ピンサロ激戦区で、かわいい子がいっぱいいる錦糸町でも、外れ店はあるものですね。
酔った勢いで繁華街をうろつくのは楽しいですが、風俗店に入る時はやっぱり下調べが重要だなと思い知りました。