日帰り出張のはずが、つい飲みすぎてしまい、出先で終電を逃してしまったある日。
地方なので、駅近くにカプセルホテルやマンガ喫茶はなく、1軒だけあるビジネスホテルのシングルは満室。しょうがないので、飲み屋街の外れにあるラブホテルで1泊することに。
ラブホテルに入ったのは久しぶりだった。もともとそんなつもりはなかったのだが、ホテルにあるコンドームやローター・バイブの自販機を眺めているうちに、エロいことをしたくなってしまった(笑)。
早速携帯でデリヘルを探したのだが、やはり地方だからかお店が少ない。あきらめて寝ればよかったのだが、1度エロいことをしようと決めると、どうしても女体に触れたくなってしまうのが男というもの。
しつこくネットで情報を探すと、風俗エステを見つけることができた。例えデブスでも、エステなら軽くおっぱいを触らせてもらって、あとは顔を見ないまま、マッサージしてもらってコリや疲れを解消してもらえばいい。早速電話してみた。
1コールですぐに先方は電話に出た。夜中だったのに感心だ。マッサージが上手くて、早く来ることができる人を、とお願いすると、「少し大きな人でもいいですか?」と返された。
ああ、デブしかいないんだなと、ため息が洩れそうになったが、地方で深夜のことだ。贅沢はいえない。「マッサージは上手ですよ!」というので、「ではお願いします」と伝えた。
風呂に入ったり、歯を磨いたりして待つこと30分ほど。ついにチャイムが鳴った。
恐る恐るドアを開けてみると、そこに立っていたのは身長170センチぐらいありそうなおばちゃん。なるほどデカい。だが、デブではない。肩幅などはしっかりしているが、むしろ痩せているように見える。
とりあえず入ってもらう。おばちゃんはホッとした表情で上着を脱いだ。そこから覗いたのは、太さは普通だが固く引き締まった筋骨隆々な腕。
そう、おばちゃんはただデカイのではなく、デリヘルでは貴重な痩せマッチョおばちゃんだったのだ!
力強いマッサージにジムインストラクター並のストレッチ
着替えるおばちゃんに「何かスポーツをやっていたんですか?」と聞いてみると、「昔はバレボールとソフトボール、最近はトライアスロン」とのこと。ガチであった。
あらかじめシャワーを浴びていたので、早速マッサージを開始してもらう。やはり筋力があるだけに、マッサージは力強くて気持ちいい。まるで鍼灸師が行うような本格的なマッサージだ。
また、マッサージの合間には腰痛や肩こりに効くというストレッチも織り込んでくる。
「これは自分1人でもできるから、お風呂上りにでも試してくださいね~」などと、おばちゃんは軽く説明するのだが、スポーツジムのインストラクター並にストレッチを流暢に語る。
普段から相当ジムに通っているか、もしかしたらインストラクターの勉強をしていたり、働いていた経験があったのかもしれない。それぐらい痛気持ちよかった。
30分ほどマッサージとストレッチを受けた後、「では、仰向けになってください」とおばちゃん。股間周辺のマッサージとストレッチを軽く挟み、乳首いじり&手コキへ。
ここで「おっぱい触ってもいいですか?」と聞いてみると、「おっぱい、ほとんどないですけどいいですか?」と自信なさそう。
その表情が意外とかわいく見えてしまったので、「それがいいんですよ」と答え、手をおっぱいへ伸ばす。
たしかにほとんどが大胸筋だったが、筋肉の上にうっすらと柔らかいおっぱいがちゃんとあるし、さっと撫でただけで乳首はビンビン。感度良好でかわいいおっぱいである。
軽いフレンチキスにも応じてくれて、かわいいおっぱいを愛でながらタイミングよく発射できた。
体もばっちりほぐれて、呼んで大正解のデリヘルエステであった。
高身長、ぽっちゃり、高年齢とターゲットを絞ったデリヘルはいろいろあるが、「マッチョ」というデリヘルやエステもあっていいなと思った次第。
今のところ、風俗サイトで検索してもそういったお店は発見できないが、誰か始めてくれないものか。AVにはアスリートものもあるし、需要はあると思うのだが……。